脱毛後のかゆみの原因とは？かゆい場合の対処法やいつまで続くのかを解説！

脱毛後のかゆみの原因は3つ

脱毛後のかゆみの原因は、3つあります。

各原因について、以下で詳しく解説します。

炎症や乾燥などの肌トラブルが起きている

原因の1つ目は、炎症や乾燥などの肌トラブルが起きていることです。

脱毛は、毛に含まれる黒い色素（メラニン色素）に反応して、バジル領域などの発毛組織を破壊します。

そのため、炎症や乾燥などの肌トラブルは、照射時に起こる熱が皮膚に軽度の炎症を起こすことが原因です。

医療脱毛は繰り返し行うと毛質が変わり、施術のたびに毛質に合わせて照射出力を上げます。

そのため、1回目でかゆみを感じなかった方でも、2回目・3回目と回数を重ねると、炎症や乾燥などの肌トラブルが起こる可能性があります。

衣類や下着の摩擦や締め付けによる蒸れ

衣類や下着の摩擦や締め付けによる蒸れも、脱毛後のかゆみの原因になる可能性があります。

衣類や下着を身に付けている部分は汗をかきやすく、汗の成分がかゆみに繋がることが原因です。

特にVIOは下着で蒸れやすいため、汗をかくとかゆみが起きやすくなります。

しかし、脱毛後にかゆみを感じる場合は汗を洗い流し、保湿をして摩擦を緩和しましょう。

また、VIO脱毛を進めると毛がなくなり、蒸れの改善に繋がります。

伸びた毛によるチクチクした肌への刺激

脱毛する際は事前に毛を処理する必要があり、脱毛後の伸びた毛がチクチクして肌への刺激になり、かゆみに繋がります。

毛はゆるいカーブしていて、伸びてくると毛先が肌に触れます。

特にVIOなど太くて濃い毛が生えている部位は、毛先が肌を刺激しやすいです。

伸びた毛のチクチクを改善するなら、定期的に自己処理をしましょう。

また、脱毛を進めていくと毛が少なくなるため、伸びた毛による肌の刺激の改善に繋がります。

脱毛後にかゆみが起きやすい部位

脱毛後にかゆみが起きやすい部位は、主に3つあります。

以下では、各部位がなぜかゆみが起きやすいかを解説します。

VIO

VIOは皮膚が薄く毛が太いため、かゆみが起きやすい部位です。

VIOは皮膚が薄いため、脱毛の照射による熱の影響を受けやすく、炎症や肌トラブルによる乾燥に繋がります。

また、下着による蒸れや摩擦が起きやすく、かゆみが起きやすいです。

さらに、VIOは他の部位に比べて毛がカーブしているため、処理後の毛先が肌に刺さり、かゆみを起こしてしまいます。

VIOを脱毛した後にかゆみが起きた場合は、炎症・肌トラブル・蒸れ・摩擦を避けるために、肌を清潔な状態に保って保湿をしましょう。

顔

顔はVIOと同じく皮膚が薄いため照射の熱の影響を受けやすく、かゆみが起きやすいです。

また、顔は衣類などの摩擦や蒸れはありませんが、外気にさらされているため乾燥に繋がります。

顔を脱毛した後は特に乾燥しやすくなっているため、保湿を心掛けましょう。

ワキ

ワキはVIOと同じく濃くて太い毛が生えているため、照射後の熱の影響を受けやすい部位です。

影響を受けやすいワキは乾燥しやすく、炎症や肌トラブルによる乾燥に繋がります。

また、蒸れやすいため汗によるかゆみも起きやすいです。

ワキを脱毛した後にかゆみを感じる場合は、通気性の良い衣服などを着て蒸れを解消してみてください。

脱毛後のかゆみはいつまで続く？日数の目安は？

脱毛後のかゆみは、数日程度で落ち着きます。照射後の熱で軽度のやけどを受けた場合でも、1週間程度で落ち着くでしょう。

しかし、かゆみが起きて搔きむしってしまうと肌荒れが悪化して、かゆみが長期間続く可能性があります。

そのため、脱毛後のかゆみは搔きむしるのではなく、正しい対処法を行って改善に繋げてください。

脱毛後のかゆみの対処法について

脱毛後のかゆみの対処法について紹介します。

以下では、対処法について詳しく解説します。

1.かゆみのある箇所を冷やす

かゆみのある箇所を冷やすと、脱毛後のかゆみを緩和できます。

脱毛後のかゆみの原因は、照射の熱がこもっているためです。

そのため冷やすと熱が緩和されるとともに、皮膚の神経が麻痺して感覚が鈍くなり、かゆみを感じにくくなります。

冷やす方法は、冷やしたタオルや保冷剤をかゆみのある箇所に当てるだけです。

冷たすぎる場合は、ガーゼやタオルで包んで患部に当ててください。

2.保湿や紫外線対策などのスキンケアを行う

脱毛後は保湿や紫外線対策などのスキンケアを行うと、かゆみを短期間で抑えられる可能性があります。

脱毛後は肌が乾燥することでかゆみに繋がるため、乾燥を防ぐために保湿が大切です。

また、日光の紫外線を受けると皮膚のバリア機能が低下して乾燥に繋がります。

そのため、顔などを脱毛した後は乾燥を防ぐために保湿だけではなく、日焼け対策も重要です。

3.下着や衣服は通気性がいいものを選ぶ

脱毛後は、下着や衣類は通気性がいいものを選びましょう。タイトな服装や下着は、擦れることでかゆみの原因になります。

また、蒸れやすいVIOなどはさらにかゆみに繋がりやすいです。

特にタイツやストッキングは蒸れやすいため、脱毛後は避けることをおすすめします。脱毛後は余裕ある衣類や天然素材の下着など、通気性がいいものを選んでみてください。

4.クリニックで診察し適切な処置を受ける

かゆみが強い場合は、クリニックで診察し適切な処理を受けるのも対処法の1つです。

クリニックで診察を受けると、かゆみの原因に合わせた薬を処方してくれます。

かゆみ止めは市販でも販売していますが、原因が不明な場合は効果を得られない可能性があります。

また、VIOなど皮膚の薄い部位に市販薬を使用すると肌荒れに繋がるため危険です。医療脱毛クリニックは医師が常勤しているため、かゆみがひどい場合は通院しているクリニックに相談してみてください。

5.自己処理する場合は電気シェーバーを使う

自己処理をする場合は、電気シェーバーを使うと毛先の刺激によるかゆみを軽減できます。

電気シェーバーはカミソリより肌への負担が少なく、乾燥や炎症などの肌トラブル減少に繋がります。

カミソリは肌に直接刃が触れるため肌に負担がかかり、乾燥や炎症に繋がりやすいです。

特にワキやVIOなど毛が濃くて太い部分は何度もカミソリを当てるため、乾燥してかゆみが起きやすいでしょう。

電気シェーバーは毛の長さを均等にしてくれるなどのメリットもあるため、脱毛前や脱毛後に自己処理する際は電気シェーバーを使用してみてください。

脱毛後にかゆみが起きたときの避けたい行動

脱毛後にかゆみが起きたときの避けたい行動について解説します。

以下で解説する行動は、なるべく脱毛後は避けてください。

1.血行がよくなり急な体温変化が起きる行動

脱毛後は肌に熱がこもっていてかゆみが起こるため、血行がよくなり急な体温変化が起こる行動は避けましょう。

体温が上がる行動は、以下の通りです。

当日は湯舟の入浴は避けて、軽いシャワーだけで済ませましょう。シャワーも熱いお湯ではなく、身体が冷えない程度のぬるま湯がおすすめです。

また、激しい運動や飲酒は体温を急激に上げる行動なので、かゆみが出やすい1週間は避けてください。

2.入念な入浴による身体の洗いすぎ

脱毛後は、入念な入浴による身体の洗いすぎは避けましょう。

脱毛後の肌は熱により弱っているため、洗いすぎると乾燥や肌トラブルに繋がります。

肌に刺激を与えないために、身体を洗う際は十分に泡立てて手で丁寧に洗ってください。また、洗い流す際も擦らず、シャワーだけで洗い流すことをおすすめします。

3.肌への栄養不足に繋がる偏った食事

脱毛後は、肌への栄養不足に繋がる偏った食事は避けてください。

偏った食事は肌の免疫機能を低下させるため、乾燥や肌トラブルに繋がります。

また、香辛料を使った食事なども急激に体温を高めるため注意が必要です。

栄養が十分に取れる正しい食生活をすると肌の免疫が上がるだけでなく、肌質を改善できる可能性があります。

そのため、脱毛後は栄養バランスの良い食事を心掛けてみてください。

　

4.かゆみのある箇所を掻きむしるなど刺激を与える

脱毛後にかゆみが起きても、かゆみのある箇所を搔きむしるなど刺激を与えるのは避けましょう。

かゆみが起きた箇所を掻きむしると、かゆみ物質が刺激されてかゆみが強くなります。

また、掻きむしることで小さな傷ができ、傷から細菌が入ることで毛嚢炎や黒ずみの原因に繋がります。

かゆみが我慢できない場合は冷やすなどの対処法を行い、緩和されない際はクリニックで正しい処置を受けてください。

脱毛後のかゆみに関する疑問への回答Q&A

【まとめ】脱毛後のかゆみは対策次第で改善可能！

今回は「脱毛後の肌のかゆみ」に関する情報をご紹介しましたが、いかがでしたか？

最後に、「脱毛後のかゆみの原因」「脱毛後のかゆみの対処法」をもう一度振り返ってみましょう。