下北沢のタロットカードのロマネ・ミラージュ先生にインタビュー！

占いを習い始めて数ヶ月した頃に、師であるジョージ土門先生から占いブースに出てみないか？というお話を頂いたのが占い師になったキッカケです。

まぁ、そこまでに至る経緯は、就活に失敗したとか色々あるんですが。

当時はこんなにどっぷり占い漬けになるとは思わなかった(笑)。

今となってはこの上ない素晴らしい師と巡り会え、貴重な機会を頂き、感謝しております。

命占と違って毎回出る結果が違うということや、タロットカードに描かれている絵柄は、私たちの心を視覚化し、整理するのに非常に有効だと思います。

不思議とカードで出ると、お客様も言葉でお伝えする以上に腑に落ちることが多いです。

大体何でも占えますが、とくに移り変わる可能性があるものを見るのに向いていると思います。

恋愛、結婚、仕事、金運、自己実現、対人関係、家族関係、子育て、内面の悩み…などなど、本当に多岐にわたり、どれもそれなりに多いです。

不思議とその時期によって同じテーマのお客様が集中することもあります。

セッションは、１つの物語を読み解くような気持ちで日々臨んでいます。

どんなものが出てくるのか私自身も楽しみなんです。

お客様と向き合ううちに浮かんでくることもあり、そんな化学変化も楽しみの１つです。

鑑定をするというより、作りあげるというイメージが強いかもしれません。

研ぎ澄まされた状態で占う、先入観を持たないことです。

不幸な出来事を列挙しながらお話するお客様も、有名人や芸能人のお客様もみなすべてフラットに占います。

もちろんお話はお聞きしますが、カードを切る時だけは切り替えるようにしています。

良い結果はその状態を出来るだけ長く維持するための方法、悪い結果はその改善方法をお伝えするように心がけています。

私なりに、その人の心が求める道に耳を傾け、開運しますようにという祈りをこめて、最後に手書きのメッセージをお渡ししています。

日々お客様の言葉に励まされています。

下北沢のサロンはお客様の口コミで広がっていった要素が強く、今年で13年目に入りました。

私にとってそれ自体が財産です。

もちろん良い結果を報告してもらえる時はとても嬉しいですが、私の占いが当たったという以上に、占いの神秘につくづく感じ入ることも少なくないです。

具体的なエピソードは守秘義務もありますので話せませんが、10年くらい前に「占い師アカデミー賞」を受賞したことは心に残ってます(笑)。

台湾在住の昔からのお客様が、アメリカに住んでいた時にハリウッド土産を細工してトロフィーをプレゼントしてくれました。

「ミラは世界一の占い師だと思う」というメッセージカードが添えられていて、私にとってステキなサプライズギフトでした。

自分と、そして宇宙とつながるツールだと思っています。

私たちみなそれぞれが宇宙の小さな小さな星のような存在で、それぞれの色や形や大きさこそ違えど、みな固有の美しさを持っていると思います。

それも無秩序に散らばっているわけではなく、あるべくしてそこにあり、宇宙のハーモニーの一部分を担う存在なんだなぁと。

そんな、それぞれの小宇宙を輝かせるために占いはあると思います。

磨けば磨くほどその星は輝きを増しますし、新たな発見も出てきます。

自分の潜在能力に気がついていない人には、ぜひ占いを参考にして欲しいですね。

プラス、どんな結果が出るか、ドキドキしたり、エンターテイメント的な要素があるのも占いの醍醐味だと思っています。

パンドラの箱に最後に残されたのは、「希望」だったと言います。

最初は、なるほどくらいにしか思わなかったお話でしたが、私も暗闇の中でもがいていた時期があり、ただ唯一「きっと未来は良くなる」という希望を頼りに、その時期を乗り越えることができました。

希望の力は人間が思う以上に計り知れないものです。

どんな辛い時期も出口は必ずあります。

お客様の未来に光を灯せる占い師でありたいですね。

占いは、あなたの心の中にある自然のサインを読み取り、あなた本来の力を呼び覚ますことができる、活用次第ではとても便利なものです。

「本当はこうしたかったんだ」と占いを通して、自分の本心に気がつくことも多々ありますよ。

大切な誰かの気持ちがわからなくなったとき、自分の心が見えなくなったとき、第三者の視点が必要なとき、背中を押して欲しいとき、ふと占いがしてみたいとひらめくとき、どんな事でもお気軽に御来店ください。

あなたとの出会いを楽しみにしています。