【進化占星術・わんわん占い】西洋占星術師のジョアン先生にインタビューを行いました。

先生と占いの出会いは何でしょうか？いつ頃から西洋占星術に興味を持つようになりましたか？

私が本格的な西洋占星術を体験したのは、２０年以上前にアメリカの西洋占星術師の方に生年月日と出生時間だけを伝えて、私に関するリーディング（鑑定）をしてもらったのがきっかけです。

私のことを何一つ知らない彼女が、私の育った環境、性格、気質、どんな職業が向いているか、どのようなパートナーに出会いそうか、など私に関する取扱説明書のように、はっきりとした口調で、一時間にわたった録音テープを送ってくれたのがきっかけです。

それまで自分が山羊座であることしか知らず、占星術だけでなく占い全般に全く興味がありませんでした。

衝撃的ともいえる私の出生図読みを経験してから、本を読んで占星術のソフトウエア（ウインスター）をアメリカから取り寄せてお勉強を始めました。

占い師になろうと思ったきっかけは何でしたか？

独学が５～６年続いたころ、個人で教えてくれるアメリカの先生を見つけました。

その後、彼女に週一、一時間半の個人レッスンを１０年続けました。

その先生がプロとしてやった方がよいと勧めてくれたので、自然と鑑定するようになりました。

占いで出た鑑定結果をどのように伝えるよう心掛けていますか？

その方の今の心の状態を考慮しながら、ホロスコープや数秘術、タロットから出た結果をしっかりとわかりやすい言葉で、寄り添うようにお伝えするようにしています。

悩んでこられる方は、傷ついていたり心が明るい状態の時でないこともあります。

ただ出た結果だけをお伝えするのではなく、どのようにしたらより良い方向に進めるかをご一緒にお話ししながらお伝えしています。

占い師になって嬉しかったことは何ですか？エピソードを教えていただけますか？

一年かかって離婚をなさったお客様がいます。

ＤＶや精神的苦労をものすごくなさってご自身がお辛いときでしたが、ローラーコースターに乗っているような精神状態でしたが、定期的にお話を伺い鑑定結果もお伝えし、この方が望まれる離婚がきちんと成立するまで伴走できたことが鑑定士としてうれしい思い出です。

その後再婚なさって、お幸せになってらっしゃいます。

先生にとって占いとは何でしょうか？また、占いの魅力も教えてください。

私にとって占いは、転ばぬ先の杖。

雨が降るとわかっていれば傘を持って家を出る、寒くなりそうならコートを持っていくなど、自分に起こりそうなことを少しでも事前に知っていれば、つらい思いを最小限にできる道具だと思います。

占いの魅力は、自分で人生を切り開いていくときの道しるべになってくれることです。

占いは人生を決めてくれません。

上手に使って、ご自分の進みたい方向に行くためのガイダンスだと思います。

これからやってみたい事を教えてください。

わんちゃんと飼い主さんの相性を見る占い（わんわん占い）を定期的にやっています。

わんちゃんのデンタルケアを教えている人たちとのコラボで、あちこちに伺うのですが、なれてくると占いをカウンセリングのように使ってくださる方も多いです。

元々心理占星術というカウンセリング占星術師なので、心の問題に触れることも多いです。

わんちゃんと飼い主さんとの占いやデンタルケア、ヘルスケアを通してセッションのできる場所を作れたら良いなと思っています。

お休みの日はどう過ごされていますか？

休みは、普段お留守番しがちなうちの豆しば１５歳とお出かけします。

お散歩したり遊んだり、外に出がちな私が普段してあげられないことをたくさんして遊ぶことが私たちの楽しみです。

お料理を作るのも気分転換になるので大好きです。

占いは上手に使ってくだされば最強の見方だと思います。占いで心が癒されることも多いでしょうし、背中を押してくれるよい道具です。

しかし占いは答えを決めてはくれません。答えのチョイスをくれる道具です。決めるのは人間です。

よく「私はどうなりますか」という質問をいただきます。

そんなとき、私がお伝えできるのはどうなるかの可能性と、どんなチョイスがあるかです。

決めるのは人間で、最初から１００パーセント決まりきった人生などないと思います。

進みたい方向へ進むためのアドバイスとして、上手に楽しく占いを使ってくださることを願っています。