五術研究所の明影先生にインタビューを行いました。

私は密教のお坊さんです。
ご祈祷を含む密教作法の理解の為に、陰陽五行を学んでいました。
それで自然と節分の時期などに暦を見て、お客さまの運勢をみるようになりました。

お客さまの運勢をみるようになったというのは、いつごろですか？

15年ほど前からです。

タロット占い、手相占い、九星気学が得意です。

対面鑑定では仕事問題や家族、恋愛問題、開運に関しての内容が得意です。
電話やオンライン鑑定では人の気持ちに関する内容や今後の変化に関する内容が得意です。

対面と電話やオンライン鑑定で得意な相談内容が違うのはなぜですか？

基本的に対面鑑定では命占、卜占、相占を扱いますので大抵のご相談に問題なく対応できます。
しかし、どうしても電話やオンラインだと手相といった相占が弱くなります。
その為オンラインでは気持ちや変化といった事への対応が多いです。
特に、ここ数年は電話での鑑定の技術を高めてきました。

『今度、親も連れてきます…。』

たくさん失敗してきました。
後悔ばかりですよ。
力不足で申し訳ないと思うことばかりです。
残念ながら鑑定の現場において失った信用は挽回できません。
失敗鑑定は学びとさせていただいて他のお客さまのお役に立てるほかないと考えています。
ちょうどよい機会なのでお坊さんらしくこの場をお借りして懴悔させてください。

・姓名判断ですべての計算（足し算）を間違えたまま気付かず鑑定しました。
（終わったあとで気付いて自分でもドン引きしました。）

・家族の問題に関して十分なヒアリングを行わない状態で中途半端な提案をしてしまいました。
（当時、不登校などの問題に関して改善のためのアドバイスの引き出しが少なかったことが原因です。）

・悪い結果を伝える時に配慮がかけてしまいお客さまを大変ガッカリさせてしまいました。
（そういったお客さまには相当嫌われています。完全に私の自業自得です。）

・解決志向が強くなりすぎてお客さまの聞きたいことではなく、問題を解決するための話をしすぎてしまいました。
　（起業のご相談などでビジネスモデルに心配な点があり、先走ってリスクを小さくしようとしてしまいました。）

・相談内容を早とちりして鑑定をしました。
（お客さまの負担を考えて鑑定時間を短くしようとした時や、相談内容がボンヤリしている時にそうなります。）

ひとまず、こういった経緯で失敗した鑑定はほとんど覚えております。
そして失敗を繰り返さないように対策して鑑定の向上を続けています。
心当たりのかた、どうもすみませんでした。
今後も精進していきます。

鑑定結果を通して具体的なアドバイスをすべく、占いを分析と未来予測に特化させています。
そのうえで、より良い方向へ進めるよう精神面、行動面、運勢面から具体的なアドバイスをしていきます。
特にマネジメント、マーケティング、セールス、行動心理学に強いです。

占う上で心掛けていることって何ですか？

占いで未来をシミュレーションすることで不安やリスクを減らしたり、気付きを得たりする機会になればと心掛けています。

もし未来が良くない結果が出てしまったら、どのように伝えていますか？伝えるときに気を付けていることはありますか？

もちろん、お客さまがイヤな気持ちにならないように、さまざまな配慮をします。
私が占いで悪い結果を伝えるのは、あくまで注意喚起のためです。
前提として、”今のまま進んだら良くない可能性が高い”
というふうに解釈していただけるようなお話をさせていただきます。
私の鑑定は、占いでの未来予測を参考に行動や考え方を最適化していくことが目的なんです。
それに、本来、悪い事を避けるために占いがあるわけですし、良い方向へ進むアドバイスをするのが占い師ですからね。
悪い占いの結果は、どんどん外して行きましょう。
その結果、当たらない占い師と呼ばれてもかまいません。（笑）

シンガーソングライターのGACKT（ガクト）さんの仕事に対しての姿勢がとても好きです。
なれるなら大泉洋さんのようなキャラクターになりたいです。

昔のお酒のCMのキャッチコピー『時は流れない　それは積み重なる。』

アニメ銀河英雄伝説の『時は移り　所は変われど　人類の営みに何ら変わることはない。』

私は何となく時間が経過しても変わらないものが好きなようです。

休日は無いんですよ…。
ついつい依頼があれば受けてしまいます。
なんだか仕事中毒みたいですね。
何もない時間はひたすら漫画を読んで現実逃避ですね。

占いは素敵なモノです。
上手に使って人生を楽しく豊かにしていきましょう。
あなたにとっても、占いが素敵なモノでありますように。