【ヒプノアストロロジー研究所】StrangeStar★Nao先生にインタビューを行いました。

元々、占いやオカルト、ホラー漫画（伊藤潤二先生やお茶漬け海苔先生など）が好きな女子でしたが、小学五年生の時に、校庭で友達と星の観察の宿題をしていたらUFOを見てしまったことがあり、その頃から身の周りで不思議なことが起こるようになりました。

どんな体験をされたのですか？

一番最初はたまたまお花の添えてある事故現場を家族と一緒に車で通った夜に、ベッドで一人寝ていたら金縛りにあったことから始まりました。

あまりにも恐くて衝撃的だったので今でも覚えています。

その後も、金縛りは頻繁に起こり、自室で幽霊に襲われたり夜遅くまでテスト勉強をしていたら幽体離脱をしてしまったりとおかしなことが続きました…。

高校生になる頃には、調子が悪い時は起き上がれないほどの眠気に襲われたり情緒も不安定になり、今思えば「うつ病」のような症状に陥ってました。

沖縄でいうところの「神ダーリ」という状態、或いは「マブイ落とし」のような状態だったかもしれません。

その後、先生の状態は回復しましたか？

その後、奇跡的にセルフセラピーができたようで、症状は回復しました。

大学は上京して一人暮らしをしていたんですが、なぜか霊感の強い人が周囲に多く、不思議な話は日常に溢れている環境でした。

その後から占いに興味を持ち、占いを実際にやり始めたのでしょうか？

占いに本格的にハマったのもその頃。

友人が非常に占い好きで詳しかったり、インターネットが一般的に普及し、知りたい時に検索すればすぐにいろんな占いサイトを見て調べることができた環境が大きかったです。

夢占いなども毎日のように見ていました。

ちょうど1999年「ノストラダムスの大予言」が騒がれた頃です。

当時、衝撃的な出会いと喪失の経験をして、人生で初めて「魂」ということについて悩み、図書館で心理学や脳科学系の本を読み漁りました。

宜保愛子さんと親交が深かったことでも有名なコリン・ウィルソンさんの著書「アウトサイダー」や、鏡リュウジ先生が翻訳された、ジェイムス・ヒルマンさんの著書「魂のコード」との出会いも大きな意識の改革でした。

まさに、西洋占星術でいう「１回目のノード・リターン」の頃です。

その後、社会人になって仕事漬けの日々の間に、占い好きの友人は結婚し風水や九星気学の専門家になりました。

その友人からお勧めされた石井ゆかりさんの「筋トレ」というサイトや、自身が学生時代にたまたま見つけたジョナサン・ケイナーの星占いのサイトをずっと愛読していました。

…20代〜30代半ばまでは、そんな感じでごく一般的な「占いユーザー」でした。

2017年に入って明晰夢を見て、不思議なメッセージを受け取り、時を同じくしてこれまで働いていた職場が急に合わなくなりました。

元々合わないと思いながらも「お金のため」と割り切って10年間働けていたのですが、決定的にもう「働くのが難しい」という心理状態になりました。

2018年1月には退職して、2月にフリーランスになりました。

前職は専門職でしたので、その技能を活かして収入を得つつ、同時並行で占いやヒプノセラピーの勉強を始めました。

この頃も、振り返ると西洋占星術でいう「２回目のノード・リターン」で、2018年〜2020年くらいまでの間、それまでの人生観や成功法則を覆すような試練や辛い出来事に見舞われました。

最初にヒプノセラピーを受けたのもこの頃です。

2017年に見た明晰夢のメッセージの意味を解明したかったこともありますが、実際のところ特に明確な動機はなく、

ただ前世や輪廻転生の世界を体験してメッセージを受け取ることが、「これから学ぼうとする占いや見えない世界のことをより深く理解するカギになるだろう」という確信がなぜかありました。

そしてヒプノセラピーによる「思考を超越した体験」は、これまでの不思議体験等で拾い集めた点と点を繋ぎ線となり、今でも私の学びの為にヒントを与え続けてくれています。

「２回目のノード・リターン」は通称「中年の危機（ミドルエイジクライシス）」とも呼ばれていて、その後の人生を大きく変える価値観の崩壊と再生が起こる時期です。

奇しくも、そのきっかけは「１回目のノード・リターン」の頃に経験した出来事、出会った物事、読み漁った書籍などともリンクしていました。

今思うと、占いや潜在意識の世界へと足を踏み入れるのには、完璧な宇宙の采配と伏線があったように思います（笑）。

ご丁寧にお話してくださり、ありがとうございます。

ヒプノセラピー（催眠療法）とアストロロジー（西洋占星術）を組み合わせて、私が独自に使っている造語です。

この二つのツールを組み合わせることで、魂が繰り返し抱えている奥深くの記憶、今世での克服すべき課題、達成したい目的などがある程度導き出せると考えています。

西洋占星術やタロットカードなど占いと呼ばれるものは、少なからずセラピー的な役割や要素を持っています。

心理カウンセリングと同じようにお悩みを口に出して第三者に伝えることで癒しや解放が得られるのはもちろん、一種の特殊な場の空間や儀式によってお互いが変性意識の状態になることで、潜在意識から問題解決のヒントを引き出すようなところがあるんです。

潜在意識には、その本来の自己治癒能力を活性化したり潜在能力を最大に発揮するための仕組みが隠されています。

私が最も有効と感じ信頼を寄せている二つの手法を組み合わせることで、最終的に、関わった方々には漏れなく、自己超越した状態を体験して欲しいと思っています。

自己超越とは、自我意識が消えてすべきことに極度に集中、没頭しているような心理状態やその状態を目指す人生観のことです。

ホロスコープを解読したり、ヒプノセラピーで潜在意識の情報にアクセスし自分の原型やソースを知ることは、人生で最も没頭できる何かを知る手がかりにもなります。

また、ホロスコープやタロットを読む際、少し思考の外側に意識を持っていかなければ解読できない部分もあると感じています。

ある種の変性意識に近い状態になり、人間が本能的に持っている感受性や直観力を使うのです。

それをある分野では「霊感」或いは「サイキック能力」と呼ぶのかもしれません。

例えば西洋占星術で使うホロスコープチャートをお客様の「取り扱い説明書」だとした時、教科書的な読み方だけでは、基本設計のパーツ部分の説明だけに止まってしまいます。

ただ「当たっている」「外れている」で終わってしまう占いは、現実的な問題解決や個人の成長に寄与しないと思うんです。

安くないお金をわざわざ払ってそれでは勿体ないですし、人生をより良くすることにはなりません。

私は占いが、「依存の対象」や「現実を見たくない人が逃げ込む幻想」「ストレスを紛らわす消費」ではなく、

ままならぬ現状を打破したい人、現実を自分自身で描いてクリエイトしていきたい人などの一助でありたい、社会において価値の高いものにしたいと思ってやっています。

自分自身が「欲しい」「知りたい」「これは使える」と思った情報を少しでも多くお客様にもお伝えできるように、日々探究と実践を繰り返しています。

最も良く受ける相談は、障害や困難のある恋愛や複雑恋愛などについてです。

実際的にお相手に対して行動を起こすのは難しい環境にある方が、「それでも何かできることはないか」「なぜ出会ったのかを知りたい」とご相談にいらっしゃいます。

得意な相談内容があれば教えてください。

得意な相談内容は、そういった恋愛のご相談以外に、お仕事や人生の目的などについてです。

実際に２番目に多いのが、そういった転機や大変革のタイミングに差し掛かった方からのご相談です。

鑑定書を「一回では理解しきれないので、何度も繰り返し読み返している」とか、

YouTubeでタロット動画のチャンネルをやっているのですが、「何度も繰り返し見ている」と直接ご感想を伝えてくださいます。

人は当たり外れや、いわゆるアゲ鑑定などわかりやすい感動体験や変化を求めがちですが、

後からジワジワと理解できたり、体験を伴いながらその意味を実感できることの方が、実は非常にプラスに作用しているんです。

なので、敢えてお客様自身が理解しようと自発的に頭を働かさなければ伝わらない表現をしている場合もあります。

そういったことを潜在的に理解してくださっているんだなとわかって、とても嬉しい気持ちになります。

そうですね、

早口になりがちなのでゆっくり喋るようにしているのと、自分自身がリラックスしてパフォーマンスの高い状態でいるために、BGMをかけたりしています。

もっとお客様がリラックスできる工夫をしていきたいです。

ライジングスターに天王星を持っています。

天王星は水瓶座の支配星で、これからの時代に必要とされる力を象徴しています。

水瓶座は個の時代や理想的な未来を志すサインで、自由と平等、博愛精神などをあらわします。

また、天王星は「ちょっと何言っているかわからない」ともなりがちな奇人変人の星でもあるのですが（笑）、

実は占星術師の星とか、ヒーラー（治療師）の星、発明の星などとも呼ばれています。

そんな星を携えて生まれてきた私にとって、癒しや解放、変革の体験をご提供するこのお仕事は天職だと思っています。

潜在意識に働きかけるセッションと組み合わせて、星読みやタロット鑑定によるフォローアップもできるので、そこもかなり強みになっています。

そうですね、千差万別、玉石混合なので、その中でいかに腐らずに自分を磨いていけるかということでしょうか？

プロの「占い師」や「セラピスト」と名乗るのに国家資格もなければ試験などもありませんし、数値や物質的な根拠でその効果や価値を示せるものでもないです。

一般社会からの目は厳しいのが前提ですし、弱者を狙った詐欺まがいの手法やマインドコントロール的な状態が蔓延りがちな業界でもあります。

常に学びと成長を忘れず、誠実に対応していくことで信頼を構築していくしかありません。

尊敬している人はここに書ききれないほどたくさんいます。

占星術の世界では、鏡リュウジさんや石井ゆかりさん、セラピストでは私にヒプノセラピーや靈氣を教えてくれた師匠でしょうか。

目標としている方もいれば教えてください。

目標としているのは、ノストラダムスやピタゴラス、プラトン、ニュートンなどの歴史上の偉人ですね。

決して歴史に名を残す人物になりたいということではなく、例え平凡な一般市民であっても彼らの克己心、生き様やチャレンジ精神に習いたいと思っています。

疲れた時は、お風呂で後頭部を水に浸して漂う、シャワーだけではなく入浴してから寝る。

入浴はリラックス状態を簡単につくり、一日の疲れをリセットしてくれます。

神経が昂っている時や偏頭痛が起きそうな時は、ソルフェジオ周波数の音楽を聴いたり、肩にCBDオイルを塗ったりします。

あと、最近個人的にハマっているのはバイノーラルビートです。

もちろん、ヒプノセラピーでも必ず行う音声誘導でのリラクゼーションもおすすめです。

ヒプノアストロロジーを独自のメソッドとして確立していきたいです。

本格的にこの活動を始めて２年ちょっとですし、まだまだ実践が少ないです。

あと、探究している内容が少々マニアックなので、もう少しカジュアルな感じで大衆受けするスタイルや見せ方も模索していきたいと思います。

また、ヒプノアストロロジーに関する電子書籍を出してみたいです。

かなりの長文をここまで読んでくださった方は、きっと私に興味を持ってくださった方だと思います（笑）。

まず、最後まで読んでいただきありがとうございます。

ヒプノセラピー（催眠療法）とは、精神科の治療でも取り入れられている安全な方法ですが、

セラピストとしての立場で私が扱っているのは、「既に病気を発症してしまった人への治療」という形ではなく、

病気ではないがなんとなく心身に不安や不調を抱えている方、より人生の質を良くしていきたいという方、過去の傷や体験に癒しや解放を必要とされている方、他にも「なんとなく気になる」「どんなものか興味がある」など、潜在意識でヒプノセラピーに導かれた方などを対象にしたものになります。

人のご縁は一期一会、目に見えたり思考で理解できる世界はほんの一部で、実は９割以上が自覚できずに自分を動かしたり導いたりしている世界だといいます。

もし、ピンときたらぜひ、ヒプノセラピーを体験されてみてください。

あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。（私がそうであったように）

鑑定の中で、最も気軽にお受けいただけるのはタロット鑑定です。

オンライン通話やチャットなどで対応しています。

ホロスコープ鑑定（西洋占星術）もオンライン通話セッションに対応していますが、ご依頼はメール鑑定が多いです。

お話しするだけでも気持ちが軽くなることがあります。

お気軽にお問い合わせください。