「タトゥーが入っている脱毛できないの？」「タトゥー箇所の脱毛方法は？」などタトゥーと脱毛に関してする情報を解説します。
タトゥーや刺青があってもムダ毛は生えるので、ツルツル肌を目指すには脱毛が欠かせません。
しかし、タトゥーや刺青があっても脱毛できるのか。クリニックで医療脱毛できるのかと悩む人も多いでしょう。
脱毛って日焼けなどで肌の色が濃いほど、痛みや熱傷のリスクが高まるので心配ですよね。
そこで今回は、タトゥーや刺青がある肌へ医療脱毛ができるのか。施術できる脱毛法やリスクについて調査してみました。
ビューティースキンクリニックでは、ニードルで1本1本の発毛細胞を直接破壊。
色素に関係ない脱毛方法だから、タトゥーや刺青を避けずに施術が可能です。
公式HP
医療機関だから麻酔も利用可能
※掲載しているクリニックはミツケル編集部独自調査の元でランキング付けしています。掲載しているクリニックについては、医師監修の対象外となります。
目次
タトゥーがある部分には脱毛はできない
タトゥーや刺青がある部位は、医療レーザー脱毛ができません。
医療レーザー脱毛は、ムダ毛の黒い色であるメラニン色素に特殊な光を照射して、発毛組織を破壊します。
脱毛機は肌とムダ毛の色の違いを見極めながら照射するので「タトゥーや刺青＝ムダ毛（メラニン色素）」と勘違いする可能性があるのです。
どんなに最新の脱毛機でも、現在の技術ではタトゥーや刺青に使う専用インクとムダ毛のメラニン色素を正しく見分けることはできません。
無理に脱毛すると肌トラブルを引き起こすので気をつけましょう。
タトゥー・刺青があると脱毛できない理由
タトゥーや刺青された部位へ脱毛するのは大変危険です。
知らずに脱毛を始めてしまうと、せっかくのキレイなデザインが崩れたり治療が必要になったりする可能性があります。
なぜ脱毛できない（しない方がいい）のかリスクを覚えておきましょう。
タトゥーと反応して熱傷の恐れがある
タトゥーや刺青に医療レーザー脱毛すると、デザインに使ったインクに反応して熱傷する可能性が高いです。
医療レーザー脱毛によりメラニン色素に照射して発生した熱は、200℃以上まで上昇します。
色素の薄いインクでデザインしても、脱毛機は「メラニン色素」としか認識しないので大変危険です。
熱傷の程度によっては、色素沈着やタトゥーや刺青を除去したくても消えにくいといったトラブルにつながる場合があります。
タトゥーが変色する恐れがある
タトゥーや刺青した部位が医療レーザー脱毛したことで、変色したりデザインが崩れたりする可能性があります。
熱傷やケガをした部位を見るとわかりますが、皮膚は再生するためにかさぶたを作ります。タトゥーした肌もかさぶたは数日で取れますが、一緒に皮膚に施術した色素まで剥がれ落ちることもあります。
また熱傷した部分は皮膚が新しくなるので、タトゥーや刺青の色がくすんで見えることもあるでしょう。
タトゥーや刺青の専用インクは脱毛機による光熱で変色する場合もあるので注意が必要です。
タトゥーは色の濃さや大きさにかかわらずタトゥー部分に照射はできません。
脱毛機はメラニン色素とタトゥーを判別できない為、熱傷やタトゥーのデザインが崩れてしまう恐れがあります。
タトゥーがある場合は、必ず医師に相談しましょう。
タトゥー部分を脱毛する方法
タトゥーや刺青の部分に生えるムダ毛を脱毛したい。
そんな時は高熱で施術をしないニードル脱毛やワックス脱毛がおすすめです。
どちらもデザインや色に悪影響を与えない脱毛方法ですが、それぞれデメリットがあるので確認しておきましょう。
ニードル脱毛
タトゥーや刺青のある部位にニードル脱毛ができるのは、メラニン色素に関係ない脱毛法だからです。
ニードル脱毛は、毛穴に先端の丸いニードル（針）を入れて、微弱電流を流して毛乳頭やバジル領域を破壊します。
ムダ毛1本1本脱毛するので、タトゥーの変色や変質、デザインが崩れる心配はありません。
- 効果実感まで早い
- 太くて剛毛な毛も確実に脱毛
- 白髪や日焼け肌の脱毛OK
- 繊細なデザインを崩さず脱毛
さまざまな脱毛法の中でも、ニードル脱毛は毛質・肌質に関係なく確実な脱毛ができます。
日本では医療機関でしか認められていない施術で、永久脱毛ができることで人気です。繊細なデザインのタトゥーや刺青であっても、色を含めて崩すことなくムダ毛だけを脱毛できます。
- 脱毛料金が高い
- 脱毛の範囲によって時間がかかる
- 脱毛時に強い痛みを感じる
- 肌トラブルのリスクがある
ニードル脱毛の料金は毛1本あたりや時間に対して計算するので、他の脱毛法に比べると割高なのが最大のデメリットです。
また、痛みを和らげるために加工した絶縁針を使うとはいえ、毛穴にニードルを入れるので痛みがあります。施術中動くと熱傷のリスクもあるので、注意が必要です。
ニードル脱毛はタトゥーのほかにも白髪や硬毛化した毛なども、脱毛することができます。
様々な毛質や肌質に対応しているので、これまでレーザーでは脱毛できなくて諦めていた方でもニードルなら脱毛ができることがあるので、医師に相談しましょう。
ワックス脱毛
ブラジリアンワックスは熱を使わずメラニン色素にも関係ない脱毛法なので、タトゥーや刺青のある部位も脱毛可能です。
ブラジリアンワックスは、粘着性の高い脱毛ワックスを皮膚表面に塗りシートを被せます。シートを一気に剥がすことで、毛を根本から引き抜きツルツル肌へ導きます。
タトゥーや刺青は皮膚内部に専用インクを浸透させているので、デザインに大きな影響はありません。
- 一瞬でツルツル肌を手に入れられる
- 脱毛法の中でも低コスト
- 通院の必要がない
- 古い角質も一緒に除去できる
ブラジリアンワックスは皮膚の表面にあるムダ毛や古い角質を一瞬でキレイにできます。約2～3週間ツルツル肌が持続するので、コストも時間もかけずにキレイな肌をキープできます。
お金をかけずに一瞬でムダ毛をなくしたい人や短い施術時間で全身脱毛がしたい人にピッタリです。
- 永久脱毛の効果はない
- 一瞬だけ強い痛みを伴う
- 埋没毛のリスクがある
- ムダ毛の長さによって施術NG
ブラジリアンワックスは一時的にムダ毛をなくすので、時間が経つとまた生えてきます。
また、ムダ毛の長さが1cm以上ないと毛がワックスに絡まないので、状況によって施術できないこともあります。施術後は肌の赤みやかゆみ、埋没毛といったリスクを伴うケースもあるので注意が必要です。
タトゥーがあるときの脱毛方法
タトゥーや刺青があるからといって、絶対に医療脱毛ができないとは限りません。
医療レーザー脱毛はタトゥーや刺青をした部位の施術はできませんが、デザインのない部位であれば脱毛可能です。
タトゥーがある時は、次のような方法で脱毛します。
タトゥー部分に保護シール貼り施術
タトゥー近くの部位を脱毛したい時は、脱毛機によるレーザーの影響を受けないように保護シールを貼ります。
保護シールは特殊な素材でできていて、レーザーによる衝撃を吸収するのでタトゥーを守ります。
よくホクロのある部位を脱毛したい時に貼ってくれます。
腕や背中などを覆うようなタトゥーや刺青がある場合、保護シールでガードするのは困難なのでお断りされる可能性が高いです。
脱毛できるか、施術前のカウンセリングで確認しましょう。
○○センチ以上避けてレーザーをあてる
医療脱毛ができるクリニックによっては、タトゥーや刺青のある部分360度から5～10cm離れた範囲であれば脱毛可能な場合があります。
タトゥーや刺青のギリギリを脱毛すると、脱毛機によるレーザーを照射するケースもあるので、脱毛は部位単位でできるか判断するクリニックが多いです。
タトゥーから何センチ離れた場所なら脱毛できるかは、クリニックによって違います。詳しくはカウンセリング時に確認しましょう。
タトゥーと脱毛のQ＆A
タトゥーや刺青があっても脱毛できます。ただし、少なからずリスクはあり、状況によっては脱毛できない可能性もあるでしょう。
満足した脱毛ができるように、気になる悩みと解決策を調査してみました。
タトゥーと脱毛はどちら痛いですか？
痛みの感じ方は個人差はありますが、タトゥーと脱毛はどちらも痛みを伴います。
タトゥーと脱毛はどっちが先か？
脱毛をするならタトゥーや刺青を入れる前に施術するのがおすすめです。
- タトゥーが黒以外の色（赤や青）でも脱毛できませんか？
タトゥーや刺青は色に関係なく、デザインした部位の脱毛はできません。
なぜ、タトゥーがあると脱毛できないのですか？
タトゥーがある部位への脱毛はできませんが、クリニックによって周辺であれば施術可能です。
タトゥーが入っていても脱毛する方法は？
タトゥーを入れた状態で脱毛するには、次の方法が有効的です。
・ニードル脱毛
・ブラジリアンワックス
まとめ
タトゥーと刺青があっても医療脱毛はできます。ただし、専用インクによりデザインした部位は脱毛できません。
医療レーザー脱毛できるのはタトゥーや刺青した部位以外、または少し離れた部位のみです。
タトゥーや刺青した部位のムダ毛を脱毛したいなら、ニードル脱毛かブラジリアンワックスのいずれかがおすすめです。
間違った脱毛法は、デザインの崩れや肌トラブルを引き起こすので気をつけましょう。